QスイッチYAGレーザー
QスイッチYAGレーザーでの皮膚良性色素性病変や刺青に対する治療は皮下(表皮及び真皮)に異常発生したメラニンに選択的に働きかけ、異常メラニンを破壊し色を薄くしていくことを目的とした治療になります。
メラニンの色、深さなどにより治療の回数は違い、1度の治療で完治するわけではありません。太田母斑などの症例は完治までに1~10回の照射が必要となります。シミなどは比較的少ない回数(1~3回)での治療での完治が見込めますが、それ以上の回数がかかる場合もあります。
この治療は照射後の自己ケアが最も重要な治療になります。また、レーザー照射後の副作用として炎症反応や色素沈着や色素脱失が起こることがあります。
治療が受けられない方
下記の病気や症状がある方、下記薬剤の使用中の方は治療を受けられません。
- 光線過敏症
- 単純ヘルペス1型、2型の活動病変
- 開放創や感染創
- 刺青の部位
- 治療部位の癌
- 2ヶ月以内の日焼け 等
※妊娠中の方は安全性が確立されていません。医師にご相談ください。